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2005年12月01日

北斎展へ行ってきた

[ art ]

行ってきました 東京国立博物館の北斎展(10/25〜12/4)
浮世絵を観るのはこれで二度目。

一度目は原宿に出掛けた時
都会の喧噪の中、とっても静かな佇まいの太田記念美術館で観た。
ここは、国内でも有数の浮世絵美術館とあって
幅広い年代の浮世絵師の作品が観られる。
この時のテーマは確か「浮世絵の楽器たち」
保存のため照明が暗めになっていて
目を凝らして じい〜っ。少し進んでまた 目を凝らす。
幸いなことに、人もまばらで本当にゆっくり楽しめた。

うって変わって、今回の北斎展は人の多いこと!!
もちろん規模の違いもあるから仕方ないことなんだけど
金曜の夜だからってのもあるのか、有名どころは
どこも黒山の人だかり…み…見えないよ〜。

習作期→宗理期→葛飾北斎期→戴斗期→為一期→画狂老人卍期
と1期〜6期までに別れて展示されていて、
本当は繊細なタッチの習作期から〜と思うも、あまりの人の多さに
人の波を避けるよう案内係に先の期から案内された。

観るといっても、人の合間を縫うように、狙いをつけた画の前がヒョコっと空いたすきに
すかさず寄って行って観る…を繰り返しながらなんとかざっくり鑑賞。
やっぱり人気あるんだな 北斎って。
観た後でも、また何度でも観たい気持ちにさせられる。

面白いもので、円熟、晩年の為一期→画狂老人卍期を最初に観てから
習作期に戻ったので、そのギャップに改めて気づかされた。
名前を変えるたびに変化(へんげ)していくことを知らなかったし。
初期の線の細さ、観察力、緻密さは素晴らしいけれど
心に響くといえばやっぱり晩年。
晩年になるにつれ繊細さより力強さが勝り
迫力、躍動感、命がみなぎって、溢れ出してる。これには驚いた。
歳とともに力衰えるどころか強さや生命力が現れてくるなんてね。

最晩年 画狂老人卍期の肉筆画なんて、もう目が釘付けなのでした。

投稿者 ジェイ : 2005年12月01日 21:49

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