2006年08月13日
第1目的地 天竜市立
[ art ]
秋野不矩美術館
日本画家 秋野不矩画伯の美術館。
朝だというのに、もう蝉の声がしてた。
道路脇に立っていた美術館の案内板を右に曲がると
すぐに上り坂。その坂の脇にはこじんまりした駐車場があった。
Westyの窓にカーテンをして さっそく三人で美術館に向かう。
緩やかなカーブをひとつ曲がると
舗装された道路の両脇には緑の木々。左側は計画されて植えられたもの
右側はそれよりやや自然度が高い感じかな。
右側の斜面にはあちこちで百合の花が揺れていた。
のぞいてよく見ると、なんだか顔みたいに見えて可笑しかった。
立ち止まって反対側を見上げたら
木で出来た建物がちらりと姿を見せた。
てくてく…キョロキョロ…てくてく…パチリ☆
キョロキョロ…てくてく…。
上り坂の脇には木の電柱に懐かしい電灯。
平べったい木々を並べて仕上げた趣のある
ガードレールのようなもの。
先を急ぐ二人にやや遅れて あちこちで立ち止まる。
アプローチの段階なのにね。
カーブの手前の法面に高さの違う木の板が連なっていた。
ん〜なんだろ?
後ろを覗いてみたら、コンクリートの擁壁が隠れてた。
ほ〜。なるほど。
見せたくなかったんだな。
てくてく…てくてく…小高い丘の上に
やっと建物が見えてきた。
自然な土の優しい色の壁。瓦の連なる屋根。
木のベンチ。
なんだかホッとするその佇まいは素材のせい?
建築 基本設計:藤森照信
投稿者 ジェイ : 2006年08月13日 23:10
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