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2008年06月03日

消えるイワナ・ヤマメ

[ nature ]

2008052904.JPG

6/2の新聞記事。

生物多様性条約第10回締約国会議が
2010年名古屋で開催されることに決まったそうな。

各地の渓流で天然ものが姿を消している。
山を越えると外見が違うといわれた渓流魚も
ほとんどが放流魚だと。
イワナとヤマメの交雑種のこと
それから、ひれに奇形のある個体のことについても触れられていた。

やっぱりな。。。そう思った。
ニジマスだってそうだもの。
管理釣り場で釣ったって
ひれのちゃんとした個体の方が圧倒的に少ない。
スーパーに並んでるのだって、ほとんどひれが無い。

渓流釣りを教えてもらったのは
何年前だったっけ?

ここ3年は行ってないから、
6、7年前くらいか?

昔は管理釣り場でニジマスが釣れただけで
嬉しかった。

ちょっと飽きて試した(管理釣り場の)養殖イワナ、養殖ヤマメも楽しかった。
もちろん釣り切って全部持って帰って美味しく食べた。

管理釣り場を卒業して
ちゃんと道具を揃えて、師匠に渓流に連れてってもらうようになった。
川虫を採取するところからはじまって
ゴロゴロする石を踏みしめながら水の中を進む。

流水音、木々の触れ合う音、鳥の囀り。
世界は全然違った。ひゅっ・・パシャ・・・つーっ・・・
ひゅ・・・パシャ・・・つーっ・・・

日がな一日、流しているだけでも楽しかったなあ。
釣れても、釣れなくても。

だけど・・・
毎年時期になると放流する養殖イワナに養殖ヤマメ。
天然ものを狙って、聖域とされる最上流にも出没する釣り人。


産卵の為に遡上したくとも、砂防ダムや堰で昇れない上流。
産卵床になるはずの場所も消え
人工的に造った魚道にも流れは無く
カラカラに干からびていたことを思い出した。

しばらく忘れていた。
全国各地の河川も多様性を失ってきていること。



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投稿者 ジェイ : 2008年06月03日 22:58

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